キッチン掃除の順番はどこから?効率よく進める5ステップと注意点

キッチン掃除の順番はどこから?効率よく進める5ステップと注意点 掃除の方法・道具

キッチン掃除を始めようとしても、コンロ・シンク・排水口・壁のどこから手をつければよいか迷うことがあります。先に油汚れを落とすべきなのか、水回りから洗ってよいのか、順番を間違えて二度手間にならないかも気になるところです。

ただ、キッチンは油汚れ・水はね・ぬめりなど汚れの種類が分かれるため、場所ごとに進め方を整理しておくと迷いにくくなります。

この記事では、キッチン掃除を進める順番と、無理に続けない判断基準を整理します。

キッチン掃除を片付ける、上から下へ掃除する、最後に水回りを仕上げる順番で示した図解

キッチン掃除は順番を決めると二度手間を減らせる

キッチン掃除は、目についた場所から始めるよりも、先に順番を決めて進めるほうが効率的です。特に油汚れ、水はね、排水口まわりは、順番を間違えると掃除済みの場所をもう一度拭くことになりやすいためです。

作業台、コンロ、シンクが見える掃除前の明るいキッチン全体写真

目についた場所から始めると汚れが広がりやすい

コンロの汚れが気になると、最初に磨きたくなるかもしれません。しかし、壁やレンジフード外側を後から拭くと、油膜やホコリがコンロ側へ落ち、もう一度拭き直すことがあります。

また、シンクを先に洗うと、その後に出た汚れや洗剤を再び流すことになります。排水口を先に触ると、スポンジや手袋が汚れ、他の場所へ汚れが広がる場合もあります。

基本は「上から下」「乾いた場所から濡れる場所」

キッチン掃除の基本は、上から下へ進めることです。吊戸棚下、壁、レンジフード外側などのホコリや油膜を先に落とすと、後からコンロや作業台を仕上げやすくなります。

また、水を使うシンクや排水口は後半に回します。先に乾いた場所や軽い汚れから始めると、布やスポンジが汚れにくく、作業中の拭き直しも減らしやすくなります。

キッチンまわりの油汚れは、調理中の油分が空気中に広がり、壁やレンジフード外側に付着して目立つことがあります。油汚れが広がる仕組みは、関連記事「キッチンの油汚れが発生する原因」で詳しく整理しています。


キッチン掃除は、汚れが目立つ場所から始めるよりも、順番を決めて進めるほうが二度手間を減らしやすくなります。基本は、上から下へ、乾いた場所から濡れる場所へ、軽い汚れから強い汚れへ進めることです。

ただし、順番を守ればすべての汚れが落ちるわけではありません。30分ほど掃除しても変化が少ない場合や、壁・レンジフード内部・素材不明の場所が関係する場合は、掃除方法や対応範囲を見直す判断も必要です。

キッチン掃除のおすすめ順番は5ステップで考える

キッチン掃除は、細かく分けすぎると途中で手が止まりやすくなります。まずは「片付け」「上から掃除」「水回りの仕上げ」の3つに分け、その中で5つの作業順を押さえると迷いにくくなります。

キッチン掃除を片付け、壁と上部、コンロ、シンク、排水口と床の順に進めるチェックリスト

1. 片付けと食品・調理器具の移動から始める

最初に、食品、調味料、調理器具を作業台から移動します。物が置かれたままだと、拭ける範囲が分かりにくく、洗剤や水はねで濡らしたくない物まで汚れる場合があります。

たとえば、調味料ボトルやまな板を先に避けるだけでも、作業台の油膜や水滴を確認しやすくなります。私なら、この段階で不要な物も分けて、掃除する範囲を広げすぎないようにします。

2. 壁・レンジフード外側・コンロ周辺を上から掃除する

片付けが終わったら、壁、キッチンパネル、レンジフード外側など、上にある場所から拭きます。先にコンロを磨いてしまうと、後から落ちた油膜、つまり薄く広がった油汚れやホコリで、拭き直しになりやすいためです。

その後、コンロ、五徳、グリルまわりへ進めます。油汚れが強い場合は、すぐにこすらず、洗剤を短時間なじませてから拭くと作業しやすくなる場合があります。

壁の油汚れが目立つ場合は、素材によって掃除方法を分ける必要があります。壁まわりの具体的な対応は、関連記事「キッチンの壁についた油汚れの落とし方」で整理しています。

3. シンク・排水口・床は最後に仕上げる

シンクは、掃除中に出た汚れや洗剤を流す場所でもあります。そのため、最初に洗うよりも、コンロや作業台の掃除が終わった後に仕上げるほうが二度手間を減らしやすくなります。

排水口は、最後にぬめりや臭いを確認します。床も、水はねや落ちた汚れを見てから拭くと、掃除後の状態を確認しやすくなります。


キッチン掃除は、細かい場所ごとに迷うよりも、先に流れを決めると進めやすくなります。判断に迷う場合は、上にある場所と乾いた場所を先に、シンク・排水口・床を最後に回すと二度手間を減らしやすくなります。

ただし、油汚れが強い場所や素材が分からない場所では、強くこすり続けないことも大切です。掃除の目的は、すべてを一気に終わらせることではなく、汚れを広げず、無理なく仕上げる範囲を見極めることです。

油汚れが多いキッチンは「こする前に待つ」時間を作る

油汚れは、力を入れてこすれば早く落ちると思われがちです。しかし、すぐにこすると汚れが薄く広がる場合があります。先に洗剤をなじませ、汚れを動かしやすい状態にしてから拭くことが大切です。

キッチンの油汚れに洗剤をなじませて5分から10分置き、最後に拭き取る流れを示した図解

油汚れは力よりも洗剤をなじませる時間が重要

油汚れは、すぐにこすると布やスポンジに移り、周囲へ広がる場合があります。そのため、まず洗剤をなじませて、汚れが浮きやすい状態にしてから拭き取ると作業しやすくなります。

目安は5〜10分程度ですが、時間を置けば落ちるという意味ではありません。汚れの固着や素材によっては適した時間は変わります。先に製品表示を確認し、長く置きすぎない範囲で様子を見ます。

つけ置き中に別の場所を掃除すると時間を無駄にしにくい

コンロまわりに洗剤をなじませたら、そのまま待つだけにしないことが大切です。待っている間に、作業台や壁の軽い汚れを拭くと、掃除時間を有効に使いやすくなります。

たとえば、コンロに洗剤をなじませている間に、調理台の水滴や壁の油膜を拭きます。その後にコンロへ戻ると、こする時間を短くできる場合があります。

ただし素材不明の場所では長時間放置しない

洗剤をなじませる方法は便利ですが、素材によっては注意が必要です。壁紙、塗装面、人工大理石、アルミ、木部などは、洗剤や放置時間によって変色やくすみが出る場合があります。

私なら、素材が分からない場所では、先に目立たない部分で確認します。また、洗剤の使用表示を見て、使える素材と放置時間を確認してから進めます。

洗剤をなじませても変化が少ない場合は、順番だけでなく汚れの固着や素材の状態を見直す必要があります。判断に迷う場合は、関連記事「キッチンの油汚れが落ちないときの判断基準」も参考になります。


油汚れは、力でこすり続けるよりも、洗剤をなじませる時間を作ったほうが進めやすくなる場合があります。目安は5〜10分程度ですが、汚れの状態や素材によって落ち方は変わります。

待ち時間は、作業台や壁など別の場所を掃除する時間に変えると効率的です。一方で、素材不明の場所や塗装面では長時間放置せず、目立たない場所で確認してから進めることが失敗を減らす判断基準になります。

シンクや排水口は最初ではなく最後に掃除する

水回りから始めると清潔に感じますが、キッチン掃除ではシンクや排水口の本格的な仕上げを最後に回すと効率的です。シンクや排水口は、掃除中に出た汚れや水を流す場所でもあります。洗剤を使う場合は製品表示に従い、仕上げの段階でシンクまわりを確認すると二度手間を減らしやすくなります。

キッチン掃除でシンクを先に洗う場合と最後に洗う場合の違いを比較した図表

シンクを先に洗うとあとでまた汚れが流れやすい

シンクを最初に洗うと、その後にコンロや作業台を掃除した汚れを再び流すことになります。また、水はねが起きると、せっかく拭いた周辺をもう一度拭くことにもなりやすいです。

たとえば、コンロまわりの油汚れを拭いたあとに布をすすぐと、シンク内に油分が残る場合があります。そのため、シンクは最後に洗うほうが仕上がりを確認しやすくなります。

排水口は最後にぬめりと臭いを確認する

排水口は、食材カスや油分、水分が集まりやすい場所です。そのため、ほかの掃除が終わったあとに、ぬめりや臭いが残っていないかを確認します。

汚れが原因の場合は、掃除で臭いが改善することがあります。しかし、臭いが残る場合は、排水口だけでなく、排水トラップという臭いの逆流を抑える部分や、奥側の汚れが関係している場合もあります。

床は水はねや落ちた汚れを見て最後に拭く

床は、掃除中に水や油汚れが落ちやすい場所です。先に拭いてしまうと、シンクやコンロまわりの作業後にもう一度拭くことになりやすくなります。

私なら、最後に床全体を見て、水はねや油汚れがある場所だけを優先して拭きます。特に油分が残ると滑りやすくなるため、見た目だけでなく、軽く歩いたときに床がぬるつかないかも確認します。

掃除してもベタつきや臭いが残る場合は、同じ作業を続けるよりも、どこで止めるかを決めることが大切です。自分で続けるか迷う場合は、関連記事「キッチン掃除を自分で続けるか判断する目安」で整理しています。


シンクや排水口は、最初ではなく最後に掃除すると効率的です。掃除中に出た汚れや洗剤を受ける場所なので、後半に仕上げたほうが二度手間を減らしやすくなります。

排水口は、ぬめりや臭いが残るかを最後に確認します。また、床は水はねや落ちた汚れを見てから拭くと、無駄な二度拭きを避けやすくなります。臭いやベタつきが残る場合は、掃除方法や対応範囲を見直す判断が必要です。

キッチン掃除でやってはいけない順番と判断基準

キッチン掃除は、順番だけでなく「どこまで自分で進めるか」も大切です。強い洗剤や無理な分解から始めると、汚れを落とす前に素材を傷めたり、安全面のリスクが出たりする場合があります。

キッチン掃除で強くこする、洗剤を混ぜる、素材不明で強い洗剤を使うなど避けたい行動を示した図表

強い洗剤から始めると素材を傷める場合がある

油汚れが気になると、最初から強い洗剤を使いたくなるかもしれません。しかし、壁や天板の素材によっては、変色、くすみ、細かな傷につながる場合があります。

まずは、薄めた中性洗剤をやわらかい布に含ませ、目立たない場所で確認します。素材不明の壁、塗装面、人工大理石では、いきなり広範囲に洗剤を使わないほうが安全です。

洗剤を混ぜる掃除は避ける

塩素系洗剤は、酸性タイプの洗剤やクエン酸など、他の洗剤・薬剤と混ぜて使わないことが基本です。国民生活センターでも、住宅用塩素系洗浄剤は単独で使い、換気しながら使用するよう注意喚起されています。

より専門的な根拠としては、厚生労働省の職場のあんぜんサイトでも、次亜塩素酸ナトリウムを他の薬剤と併用・混合しないことが示されています。本文内では国民生活センターを優先し、必要な場合のみ参考情報として掲載します。

順番通りでも落ちない場合は無理に続けない

順番通りに掃除しても、すべての汚れが落ちるとは限りません。素材に傷みがなく、一部の汚れが10〜15分で薄くなる場合は、自分で対応しやすい状態です。一方で、同じ場所を30分ほど掃除しても変化が少ない場合は、こすり続けず、方法や対象範囲を見直します。

私なら、広範囲の油汚れ、素材不明の壁、レンジフード内部は無理に進めません。レンジフード内部は機種によって分解範囲が異なり、部品の破損や戻し忘れにつながる場合があるためです。

広範囲の油汚れやレンジフード内部まで気になる場合は、自分で続けるか、相談を検討するかを分けて考えると判断しやすくなります。詳しくは、関連記事「キッチン掃除で業者が必要か判断する目安」で整理しています。相談を検討する場合は、汚れの範囲、気になる場所、写真を先に整理しておくと状態を伝えやすくなります。相談前に確認する内容は、関連記事「キッチンの状態を相談する前に整理すること」でまとめています。


キッチン掃除では、早く落とそうとして強い洗剤や強い摩擦から始めないことが大切です。まずは比較的穏やかな方法で試し、素材が分からない場所では目立たない部分で確認します。

また、洗剤を混ぜる掃除や、成分が残った状態での連続使用は避けます。10〜15分で薄くなる汚れは自分で対応しやすいですが、30分ほど掃除しても変化が少ない場合は、無理に続けず、方法や相談の必要性を見直す判断が必要です。

相談だけでもOK

判断に迷う場合は、LINEで状態を確認できます

エアコン・浴室・レンジフード・水回り・空室クリーニングなど、気になる汚れや作業範囲は写真で整理しやすくなります。

おそうじ革命 新宿神楽坂店のLINE相談案内。写真3〜5枚で相談できる案内画像

「まだ依頼するか決めていない」「まずは相談したい」という段階でも大丈夫です。料金や作業範囲を確認してから判断できます。

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まとめ|キッチン掃除は順番・変化・範囲で判断する

キッチン掃除を自分で対応、方法を見直す、相談を検討の3つに分けた最終判断表

キッチン掃除は、目についた場所から始めるよりも、順番を決めて進めるほうが二度手間を減らしやすくなります。基本は、片付けをしてから上部・壁・コンロへ進み、シンク・排水口・床を最後に仕上げる流れです。油汚れは、こする前に5〜10分ほど洗剤をなじませると作業しやすくなる場合があります。

判断基準は、10〜15分で汚れが薄くなるか、30分ほど掃除しても変化が少ないかです。軽いベタつきや一部の汚れなら自分で対応しやすく、素材不明の壁や広範囲の油汚れ、レンジフード内部は、無理に進めず相談を検討する目安になります。

掃除後も臭い・ベタつき・落ちにくい汚れが残り、相談を検討する場合は、状態写真を撮り、範囲と気になる場所を整理しておくと判断しやすくなります。

キッチンクリーニングを検討中の方へ

作業内容と料金を確認してから依頼できます

油汚れ・焦げつき・シンクまわりの汚れが気になる場合は、 作業範囲や料金を確認したうえで依頼を検討できます。

キッチンクリーニングの作業内容と料金を確認できる案内画像

キッチン・レンジフードの作業範囲、落とせる汚れと残る可能性がある汚れ、 水回りセットの確認ポイント、料金・作業時間・当日の流れを確認したうえで、 依頼するかどうかを判断できます。

店舗情報を先に確認したい方は 新宿神楽坂店の店舗ページ もご確認いただけます。

キッチン掃除は、順番を決めることで二度手間を減らしやすくなります。ただし、油汚れが落ちにくい場合や、レンジフード内部まで気になる場合は、汚れの原因や対応範囲もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。関連記事では、「キッチンの油汚れが発生する原因」「キッチン掃除で業者が必要か判断する目安」「キッチンの状態を相談する前に整理すること」を整理しています。

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